株価の季節性について

猛暑が一服して、過ごしやすくなってきましたが、株価は夏枯れで軟調な相場が続いていますね(^_^;)

 

今回は、株価の季節性について確認してみたいと思います。
下の表は、1980年以降の日経平均の騰落を月別にまとめたものです。

 

◆月別騰落データ(1980年~)

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ここでは、日経平均の月間騰落率がプラスの回数を上昇回数とし、上昇回数の割合を勝率としています。


この表から読み取れるのは、7~9月は下落し、11~12月は上昇する傾向があるということです。

 

7~9月に下落する理由は、「機関投資家が夏季休暇を控えて持ち高を縮小する。」、「海外ヘッジファンドが決算期末を控えて利益確定売りをする。」などが挙げられます。
反対に11~12月に上昇する理由は、「11月は中間決算の発表をきっかけに7~9月に下落した銘柄が買い戻される。」、「12月末に向けて機関投資家によるドレッシング買いが入りやすい。」などがあります。

 

あくまで過去の相場の傾向なので、今後どうなるかは、その時々の状況によります。

ただし、個人的には、季節性を参考にしてトレードしている人は割といるので、今後もこの傾向は続くのかなと思っています。

 

業績好調にも関わらず、軟調な相場を受けて下落している銘柄を夏場にしっかり拾っておけば、年末には報われているかもしれませんね(*´∀`*)